■組織学的に
急性虫垂炎の病理学的分類と超音波像
1.カタル性虫垂炎
(appendicitis catarrhalis)
腫大した虫垂は認められないことが多く、腸管ガス像や胃液貯留などの二次的所見が参考となる。
2.蜂窩織炎性虫垂炎
(appendicitis phlegmonosa)
腫大した虫垂は虫垂の形状をとどめ、層構造も保たれていることが多い
3.壊疽性虫垂炎
(appendicitis gangrenosa)
虫垂壁全層の炎症により出血・壊死部分を認め、層構造はみられなくなる。