■ボールマン3型 |
胃癌の肉眼分類。
Borrmannの分類
1.1型
高度隆起性癌で、周囲と鮮鋭に区別された基底の広いポリープ状を呈する。潰瘍性の崩壊は少ない。
2.2型
限局性潰瘍性癌で境界明瞭な癌性潰瘍を形成し、いわゆる噴火口型、平皿状の形態を呈する。
3.3型
浸潤性潰瘍癌で、2型ほど辺縁で隆起は作らず、周辺粘膜に癌がびまん性に浸潤し、境界は不明瞭である。最も多い癌型である。
4.4型
びまん性浸潤癌で、各層の間質内に癌がびまん性に増殖し、胃壁は肥厚し鉛管状となることが多く、硬化癌(スキルス)と呼ばれている。
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