各腔の大きさがわかり、特に左房の大きさはこの断面で評価すると良い。 スキャニング 心尖部左室長軸断面から時計方向に約120度回転し、心尖部から心基部を見上げることを意識する。
この断面は下壁と前壁の壁運動の観察に適する。 スキャニング 心尖部四腔断面から右室が見えなくなるまで探触子を反時計方向に回転させると得られる。
基部から心尖部の心室中隔と後壁が描出され、ドプラ検査に欠かせない断面である。 スキャニング 心尖部に長軸断面と同じ向きで探触子を置き、披検者の右肩方向に見上げると得られる。