体部から底部の壁が厚く描出されている。内部にわずかであるがRA sinusを思わせる小嚢胞状構造がみられる。年齢も30才台と若く、胆嚢腺筋腫症と診断された。
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胆嚢底部の肥厚した壁に挟まるように結石がある。壁自体の内部エコーにムラが目立つ。肝臓とは比較的明瞭な境界がある。壁肥厚型胆嚢癌との鑑別が難しい超音波像である。 |
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頸部側に径20mmのポリープ病変があり病変の表面は高エコーの縁取りが見られる。胆嚢摘出術が施行され、組織は線維性ポリープであった。 |
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企画・制作:超音波検査法フォーラム 協賛:富士フイルムメディカル株式会社 |