Chapter-3 肝血管腫
肝血管腫の特徴
血管腫(4cmの混合エコー型血管腫)

血管腫(4cmの混合エコー型血管腫)
血管腫の超音波像は、境界は比較的明瞭で、ややゴツゴツしたいわゆる多角形状の形態を示すことが多い。
小型のものでは全体が高エコーなタイプが多く、大型になるほど内部は肝臓と等エコーないし混合エコーとなることが多い。
血管腫の特異的な所見として、内部エコーレベルが体位や時間、圧迫などで変化するカメレオンサインなどと呼ばれる所見があるが、その頻度は少ない。

企画・制作:超音波検査法フォーラム
協賛:富士フイルムメディカル株式会社