門脈の右腹側に拡張した肝外胆管,腹側に固有肝動脈が描出されている.
肝外胆管の拡張を簡便に評価するには,肋骨弓下からの短軸断面で門脈と径を比較するとわかりやすい.
 



肝外胆管の内径は最大径17mmと拡張している.
その下端には28mm大の膵頭部癌が描出されている.
このように拡張した肝外胆管が門脈本幹と並走する像は,shotgun signと呼ばれる.


企画・制作:超音波検査法フォーラム
協賛:富士フイルムメディカル株式会社