体部に径40mmの腫瘤があり,壁の一部が腫瘤に向かってわずかに陥凹しており,この部位が隆起の茎と考えられる。
拡大胆嚢摘出術が施行され,組織学的には深達度一部ssの進行癌であった。
 




胆嚢体部の23mmのポリープ癌である。内部エコーは均一な実質エコーを有し,高輝度スポットを持たない。このように10mmを越えるポリープやサイズの増大を認めるものは精査が必要である。

企画・制作:超音波検査法フォーラム
協賛:富士フイルムメディカル株式会社