腎臓
Bモード・Mモードの計測のポイント
Bモード法・Mモード法の計測は、心エコー検査において心機能の評価を行う上で重要である。この計測を行うには明瞭な画像の描出や、正しいビーム方向の設定を行うことが要求され、不明瞭な画像で得られた計測値では過大評価や過小評価の誤差要因となる。また、左室の局所壁運動異常がある症例で得られたMモード上の計測法は不正確であるため、必ずBモードで計測することが必要である。ただし、いずれの方法の評価であっても、常に心臓という臓器の形態や機能面の全体像を念頭に、画像を見ることが大切である。ここでは、心エコーでの計測をマスターするためのBモード法・Mモード法の計測の注意点を解説する。
企画・制作:超音波検査法フォーラム
協賛:富士フイルムメディカル株式会社