左心房の拡大を認める場合などでは、心尖部四腔断面で長径短径を直接計測する。左心房の拡大は左房圧を反映する事が多いので正確な把握が重要である。
立位心や肺疾患がある症例では左心室が斜めに描出されることがある。この場合は無理なMモード計測はせずBモード法で左室径及び左室容積の推定をするのが望ましい。